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芦雁図鐔
銘 浩然居光中(花押) 明治二巳夏應石澤影壽君需
Tsuba "Ashikari" (Flyng geese over the reed bed)
Signed Kounenkyo Mitsunaka(Kao) Meiji2Mi-Natsu Ishizawa Eiju kun no motome ni ouzu
鍔
No.
1200
特別保存
-
円(税込)
出羽国 明治二年
百五十三年前
鉄石目地撫角形毛彫平象嵌
縦七二・八㍉
横六九・六㍉
切羽台厚さ三・五㍉
『坐忘鐔撰』所載
特製落込桐箱入
特別保存刀装具鑑定書
Dewa province
Meiji 2 (A.D. 1869)
Iron
Height : 72.8mm Width : 69.6mm
Thickness at seppadai : 3.5mm
Published in "Zabo Tansen"
Kiri box
Tokubetsu hozon by NBTHK
嚮山光中は鷲田慎吉と称し、多彩な色金を組み合わせた精巧で緻密な平象嵌を得意とした名工。この鐔では、鉄地を用いて晩秋の水辺の風情とし、抑揚変化のある地面を微細な石目地に仕上げて霧の起ち込めた中に主題が浮かび上がるように表現している。金朧銀の平象嵌と繊細な毛彫による芦は水に揺れるように、雛鳥を目掛けて舞い降りる雁もまた繊細な毛彫平象嵌で羽毛までも再現。裏面は芦のみで、穂を金と銀の平象嵌で描き分けているのも味わい深い。
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